1/2もドライブ大好きな弟と出かけます。
大晦日は栃木、元日は長野と行きましたので、弟と行きたい所として残ったのは南方向の秩父経由山梨です。
コロナ下の一昨年GWに一人で私が行ったところで、今度は弟と行きたい温泉として選んだのは
山梨県早川町の奈良田温泉白根館。ここは15年前に弟も行こうとしたら、連休最終日で休館となっていて
断念したことがあり、弟も心残りではないのかと察しました。当時は自遊人パスポートで入ろうとした
と思いましたが、1000円以上入浴禁止ルールで長年入れなかったですが、一昨年一人でやっと行けました。
今回は那須塩原駅前温泉同様勤務先の福利厚生負担で弟と行くことが可能です。元日は休みでしたが、
1/2から営業再開しています。

秩父の山々を抜け道で超え、R140雁坂トンネル有料道路を半額の障割370円にて4年ぶり位に越え、山梨へ。
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山梨市三富を越え牧丘に出ると富士山も見えてきました。
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山梨と言えば「ほうとう」。
R140から近いほうとう蔵歩成フルーツライン店に初めて寄ってみます。
山梨市内に本店、河口湖にも支店があるようです。
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ほうとう味比べ大会三連覇達成の店。
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頼んだのは黄金ほうとう1430円。
うちのほうの煮ぼうとうや群馬のお切込みと違い、大きなカボチャの入った山梨のほうとうは久々、
おいしかったです。
黄金ほうとう豚肉1430円
西関東道路に入り甲府へ。さらにR140を南下して富士川や南アルプスの山々を眺めながら富士川町鰍沢、R52で身延町へ。
早川町を50分くらい、校舎のヘルシー美里や西山温泉の豪華な慶雲館、湯島の湯を眺めながら、
奥のどん詰まりの奈良田の里まで走ります。
2年前と変わらない白根館に着きました。
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七不思議の湯と言われています。
10:30~平日16:00、休日~17:00(受付30分前)までやってます。
以前は宿泊もやってましたが、近年は日帰り入浴のみとなりました。
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2021年GWのレポです。

利根川温泉掲示板

7095ONKEN21@山梨より帰宅:2021/05/08(土) 14:49:01
奈良田温泉白根館
 GW中日は山梨県早川町の奈良田温泉白根館へ初めて入浴しました。
13年半前2007年の秋の連休最終日に訪れたら連休最終日は休業で、長年来の念願でした。
行きは最短コースの秩父雁坂トンネル有料道路は避け、R254佐久・R141韮崎、
R52経由227kmオール下道5時間30分。帰りは身延からR300・149富士吉田・
R20上野原・青梅経由、未明帰宅。
 白根館は昨年2月末で宿泊をやめ、同年3/4より日帰りのみに。入浴料1000円で
10:30~16:00(受付15:30)まで営業。検温器でセルフで熱を測ります。一旦屋外へ出て、
正面に露天風呂、左手に内湯。まずは内風呂の総檜風呂へ、手前女湯、奥が男湯。
窓からはダム湖や山々を眺めます。次に裸移動不可一旦服を着て、男湯の露天木造り風呂へ。
女湯は露天石造り風呂。露天風呂は閉館間際で独占。奥は屋根がかかり、手前からは奈良田の山々が
迫ります。内湯・露天共完全掛け流し。七不思議の湯は強烈過ぎる肌ヌルヌルに衝撃。
静岡の赤石温泉白樺荘や梅ヶ島温泉梅薫楼を連想。奈良田の里温泉とは違います。
お湯は時には緑色になるそうですが、この日は透明。内湯は黒い湯花の浮遊しているのが
見られました。強い硫黄臭で塩味、指紋が黒っぽくなります。特に肌のヌルヌル感は衝撃的で、
評判通りの素晴らしい湯ではるばる山奥まで来た甲斐がありました。
ここは泊まって、素晴らしい湯をじっくり味わいたかったです。

> 奈良田の里は遠いですが、お湯は大変いいですよ~
クチコミ情報2007年12月(1) (asahi-net.or.jp)
> 山梨県
> ◎甲府市 上九の湯ふれあいセンター【8/15・16】<5月号>
> ※奈良田温泉 奈良田の里温泉【土砂崩れのため8月中不可、9月も要確認】

()は奈良田の里データ

 温泉分析書 梨食第28-1号
1.申請者
住所:山梨県南巨摩郡早川町奈良田344
氏名:有限会社白根館 代表取締役
2.源泉名及び湧出地
源泉名:奈良田温泉 七不思議の湯
湧出地:早川町奈良田323番地湧出 源泉から採水
(早川町奈良田居平263番地(施設:奈良田486))
3.湧出地における調査及び試験成績
1)調査及び試験者:一般社団法人 山梨県食品衛生協会 Y.N. T.K.
(株式会社 山梨県環境科学検査センター M.H.)
2)調査及び試験年月日:平成28年4月8日(昭和54年3月23日)
3)泉温:47.8(42)℃(調査時における気温17(12.4)℃)
4)湧出量:75.0(40)L/分(動力揚湯(自噴))
5)知覚的試験:
無色澄明、硫黄味、塩味、硫黄臭(無色澄明、カン味で硫化水素臭を有する。ガス発生あり。)
6)pH=9.1(8.6)
7)電気伝導率:670mS/m (25℃)
4.試験室における試験成績
1)試験者:同上(同上)
2)分析終了年月日:平成28年5月6日(昭和54年4月25日)
3)知覚的試験:同上(採水後6時間)(無色澄明、ほとんど無臭)
4)密度:1.0010(0.9996)(20℃/4℃)(0.9999(20℃))
5)pH=8.98(8.67)
6)蒸発残留物:3583(1348)mg/kg(180(115)℃)
5.試料1kg中の成分
Li=6.3 Na=1366.6(512.3) K=18.1(8.9) アンモニウム=16.5(13.2) Mg=0.3(0.2) Ca=2.9(1.7)
Sr=1.4 Al=0.2(0.02) (Mn=0.01 鉄2=0.1) 陽計=1412.3(536.4)
F=27.8(4.6) Cl=1812.2(571.6) Br=4.3 I=0.3 水酸化物=0.2 HS=24.3(1.1) チオ硫酸=0.2
硫酸=144.9(2.0) 炭酸水素=234.7(410.1) 炭酸=124.4(12.4) 陰計=2373.3(1002)
メタケイ酸=33.1(44.3) メタホウ酸=85.8(12.4) 非解離計=118.9(56.7)
溶存物質計=3905(1595) 遊離H2S=0.2 (遊離CO2=1.7) 成分総計計=3905(1597)
その他微量成分:Hg=0.00087 Pb・Cd・Cr・AsCu=不検出
6.泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉(ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉)
(低張性アルカリ性高温泉)
平成28年5月6日(昭和54年4月26日)
一般社団法人 山梨県食品衛生協会 会長(山梨県衛生公害研究所)

※湧出地は白根館駐車場南側、井戸の深さ500m






(引用終)

さて階段を上り入館します。
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入浴料は1000円、領収書を発行してもらい、帰宅後、福利厚生会社に請求しました。
さすが正月、16時前でも入浴客が続々来ます。
温泉分析書です。したらば掲示板の引用と同じです。
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脱衣所にある能書き
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まずは右手男湯の木造りの露天風呂を覗くと無人で独占です!
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硫黄臭が鼻を突き、入った瞬間、肌がもの凄いヌルヌルです。
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すぐに一家連れ5人ほどが入ってきました。

次に一旦着替えて左手奥の内湯の総桧風呂へ。脱衣所です。
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16:30の終了30分前で内湯は最初独占。
内湯は2槽に区切られ、右側は熱め、左側はぬるめです。
ぬる湯好きの弟も左側で気持ちよさそうに長湯しました。
こちらは露天よりもさらに凄い肌のヌルヌルです。
那須塩原駅前温泉、七味温泉にはない、美肌の湯を満喫。
湯口では硫黄分のせいか、那須塩原駅前温泉同様に指先が黒くなります。
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窓からの眺めです。
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17時になると暗くなり、薄暮の露天風呂も幻想的。泊まりたかったなあ…
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奈良田温泉・白根館ホームページ (nukuyu.com)

早川町入口付近ではイルミが続いています。
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