埼北温泉愛好会ではコロナ下以降、皆さんが一堂に会するリスクを避けるため、オンライン懇親会が数ヶ月に1度で開催されます。
埼北温泉愛好会 (saihoku-spa.net)
また今回から九州へ引越しされ、生オフ会では会えなくなってしまった方がいるため、さらに重宝しています。
そこで私は埼玉・群馬の近場の温泉に行って現地から生中継し、皆さんにその温泉情報をお届けしています。
過去には昨年は群馬県太田市藪塚の百石温泉月見の湯の足湯&温泉スタンドを手始めに、
https://t.co/aKj4BKbhRW
埼玉県川越市伊佐沼のKASHIBAオープン前と上尾市日々喜の湯(旧・湯の道利久上尾店)、
https://t.co/O7GUUX6RQg
今年は百観音温泉と某掘削櫓
https://t.co/ytR999kU6m
https://t.co/u2SGEztSqd
さいたま市某温泉を現地から生中継しました。

昨晩もそんなオンライン懇親会が19:30~21:30に開催されましたが、私が選んだ中継場所は…。
埼玉県内で最強の湯という呼び声の高い、三郷市の早稲田天然温泉めぐみの湯から行いました。
めぐみの湯は5年ぶり3度目となります。

早稲田天然温泉「めぐみの湯」  投稿者:ONKEN21  投稿日:2007年 1月 3日(水)20時26分56秒   編集済
  明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

 早速ですが、埼玉県内の初湯レポです。埼玉県内の温泉はどこもゲキ混みが予測される
中でもすいているらしい三郷市の早稲田天然温泉「めぐみの湯」へ遠征してきました。
おかざきさん、桃猫さん、うつぼさん(昨年12/1)レポあり。


 いよいよ早稲田天然温泉「めぐみの湯」へ。F市からは90km、下道で3時間前後。
まさに三郷市は埼玉県でも最も遠い地、同じ埼玉というのが信じられません。草津や信州
よりも遠いんですから。めぐみの湯は常磐道と武蔵野線が交わる北東角に位置します。
車の方はR298から常磐道の側道を流山方面へ。突き当たりを右折、すぐ左折、突き当りを
左折、30m右側がめぐみの湯です。武蔵野線三郷駅及びつくばエクスプレス三郷中央駅
から送迎バスあり。三郷団地内、吉川駅南口循環コースは昨年で廃止。

 建物は1階にスイミングスクール併設ということで今時のスパ銭仕様ではなく、病院の
ような雰囲気。感じとしてはコナミスポーツクラブ川越(天然温泉美野の湯)にそっくりです。
温泉のタンクもめぐみの湯隣接地の経営者個人宅の隣にあって、その点も川越と同じです。
もっとも湯使いは川越とはぜんぜん違いますが…。

 下足ロッカーに靴を入れ、キーを受付に渡して、1300円(障割なし)を払うとタオル・
バスタオル入りのバックと清算キーバンドが渡されます。次回以降1000円で入れる無料の
会員制度は定員に達したのか、募集を取りやめています。入館料1300円は設備を考えると
高すぎる感じはしますが、東京近郊だから何とかやっていけるという感じですね。
群馬や埼北でその値段でやられると相当厳しいでしょうね。逆をいうと正月・GW・お盆の
最繁盛期はすいていて穴場だと思います。サイボクまきばの湯(1500円)もそうですけど、
あちらは施設がそれなりに豪華という感じがします。すぐ近くでリニューアルしたばかりの
よしかわ温泉ゆあみ」も850~950円ですし、近々値下げされるかも知れません。回数券も
1/3まで6000円→5000円に値下げ、1ヶ月入り放題1万円の月間パスも発売されいている
ようです。帰りには正月のせいか飴玉の入った巾着袋をプレゼント。

 エレベータを上がり2階の温浴施設へ。レストランや畳敷の休憩所、マッサージ・和洋
室風呂2ヶ所(3人以上2時間3150円)がありますが、休憩所が少なく、うつぼさんの
ご指摘通り無駄なスペースが多い感じがします。脱衣所のドライヤースペースはブースに
なっていて、ヘアトニック・リキッド・ローションもあってかなり良かったと思います。

 いよいよお風呂へ。内湯は茶褐色の濁り湯が満たされた浴槽が大小2つあって、真湯・
水風呂・サウナもあります。大浴槽は適温でタイル投入・壁側にオーバーフロー、浅めの
小浴槽は熱めで岩組投入・手前排水口に流入。露天風呂も2浴槽あっていずれも茶褐色の温泉。
手前は浅くて熱め、奥側はぬるめで長湯可。両方とも岩組投入、手前側の排水口に流入。
全浴槽で吸込・注入は一切確認できず、完全かけ流しだと思います。またシ○クさんの
レポにある通り塩素臭も一切なく、森のせせらぎなごみ、サイボクまきばの湯、茂美の湯、
両神荘同様、塩素消毒も行なっていないようです。このまま湯量や温度に恵まれ続け、
値段を高く維持して混まなければ、消毒も行なう必要もないのかなという感じもします。

 お湯は湯郷白寿・春日部湯楽の里・旧太田湯源郷・京ヶ島湯都里に匹敵する茶褐色の
濁り湯で、温泉で顔を洗うと肌がヒリヒリするほどの強烈な塩辛さです。またアンモニア
系のアブラ臭も若干あります。早稲田温泉の成分総計は吉川天然温泉22gをも上回り白寿
の31gに次ぐ恐らく県内第2位。でも白寿は設備維持の都合で加水してますので、お湯の
強烈さは白寿に肉薄してるかも知れません。ただし、カルシウムが少ないと見え、床は
若干白く析出する程度。浴中・浴後はものすごく疲れてぐったりする感じです。この感触
はまさに白寿以来のものです。埼玉北西端・白寿のちょうど反対側、埼玉南東端にめぐみ
の湯というすごいお湯を発見した思いです。お湯の強さと湯使いの良さに圧倒されました。
正月でもお客は20人程度と余裕があり、露天風呂など貸切状態の時もありました。
東京近郊の穴場としてオススメします。

 温泉分析書は成分値なしの分析書は館内各所に、成分値ありのものが脱衣所の休憩所の
壁にありました。公式HPの分析書をご覧下さい。
クチコミ情報2007年1月(1) (asahi-net.or.jp)

5388ONKEN21@三郷より帰宅:2017/01/04(水) 22:30:16
早稲田温泉めぐみの湯、昨年11/27リニューアルオープン、10年ぶりに再訪。
 一昨年2015年10月20日より休館していた埼玉県三郷市の「早稲田めぐみの湯」ですが、1年1ヶ月後の
昨年11月27日についに待望のリニューアルオープンとなりました。本日まで正月休みで休日より100円
安い平日料金1000円となるため、私もちょうど10年ぶりに再訪してみることにしました。
 自宅より行き白岡・春日部・吉川経由80km2時間15分、帰り江戸川を北上、新4号・栗橋・加須経由で86km
2時間強かかりましたが、関越・外環であれば100kmは超えますが、1時間30分でしょうか。埼玉南部は
横の環状方向の移動に時間がかかるので、東西方向はなるべく北部で移動し、川沿いに南下するのが早いです。
10年前は3時間かかりましたが、そうすることで2時間で済みました。
 駐車場は玄関前は満車、奥の方の駐車場に止めました。下足ロッカー、脱衣ロッカー共100円玉必要、
2階の両替機は稼働しておらず、1階の下足ロッカー前の両替機で両替しました。下足キーは各自保管。
入浴料は12/31~1/3まで休日特定日料金で1100円、1/4から暦通りで平日料金1000円で券売機で買います。
一時期休日700円、平日600円まで下がりましたが、それでは運営的に厳しいのか、リニューアル後は
1000円代に戻ってしまいましたね。1階は早稲田スイミングスクール三郷、2階が「めぐみの湯」となります。
食事のできるテーブル椅子や畳の休憩所、仮眠室あり、和洋の個室が1室ずつあります。脱衣所は任意の
ロッカーを使用、洗面台はドライヤーのみの備付でトニック類はなくなっています。
内湯は洗い場にぬるま湯と水の掛け湯、サウナ・水風呂、ぬるめの大浴槽、熱めの浅い小浴槽、真湯、露天は
浅めの大浴槽、小浴槽。本日は火照る温泉のせいか水風呂、暖かかったので露天風呂が人気でしたね。
入浴客は浴室全体で20人くらい、正月の県南としてはすいている方でしょうか?
 温泉は濃い茶褐色塩味、湯口では香ばしいアブラ臭の含要素泉、春日部や杉戸や千葉の温泉にとても似て
ますね。群馬の高崎の湯都里のオープン後数年(今は透明)と、くらぶち相間川温泉と白寿の湯が似てますが、
湯使いは早稲田には全く及びません。内湯の小浴槽の投入口では白い泡も生じていました。湯使いは加温・加水・
濾過・薬剤処理全てなしの投入とオーバーフローのみの完全掛け流し。県内でも杉戸雅楽の湯と並ぶ一、二を
争う完全掛け流しの良い湯に変わってなくて良かったです。このような良い湯と湯使いの温泉が営業再開して
本当に良かったです。すばらしい埼玉の初湯を満喫できました。熊谷や秩父と言った埼玉北部でも値段を
押さえつつ、このくらい良い施設ができてほしいものです。
利根川温泉掲示板 - 1659239315 - したらば掲示板 (shitaraba.net)

深谷からはR17熊谷バイパス、行田、久喜市菖蒲、白岡、春日部、吉川経由80km2時間30分。
すぐ隣は千葉県流山市。埼玉でもほぼ千葉・東京に立地。
施設前は満車に近いため、奥の第2駐車場へ。
右正面は2階のめぐみの湯、左脇は1階の早稲田スイミングスクールとなります。
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サイン
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玄関
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玄関右脇のコンセプト
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玄関左脇では掘削ビットを展示
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1500m掘削です。
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下足ロッカーに靴を入れ、キーは各自保管、入館券を買います。
入館料11/1に100円値上げで休日1300円、平日1200円とかなり高いです。
券売機の領収書ボタンを押し、勤務先の福利厚生に付けていただきましょう。
受付時、パンフをいただくと、
「源泉100%!営業終了後、(完全換水のため)湯は空っぽ」
とフロントから湯自慢。
2階へ上がります。階段踊り場には地域の寄贈品の瓢箪。
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館内案内図。
お食事処、仮眠室、和・洋室の風呂付個室があります。
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高いし、場所がわかりずらいのか、閑散としています。非常に静か。
夜は照明がかなり暗いです。Wifyもありません。
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男湯は虹の湯、女湯は伝馬の湯。
18:00に着いて、18:30~19:30と20:40~50の2度入浴。
この先は携帯電話使用禁止。
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館内至る所にある成分表。数値入り分析書は携帯使用禁止の脱衣所しかなく、手書き対応が必要…。
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幸い5年前のデータがありました。
平成28年の最新の分析書は以下の通り。()は古い公式HPの平成16年データ。

 温泉分析書(鉱泉分析試験法による分析) No.9111001(甲第3092号)
1.申請者:
氏名:武蔵野物流株式会社 代表取締役
2.源泉名及び湧出地:
源泉名:早稲田天然温泉 めぐみの湯
湧出地:埼玉県三郷市仁蔵193番地1 源泉にて採水(めぐみの湯住所:仁蔵193-3)
3.湧出地における調査及び試験成績
①調査及び試験者:株式会社 東京水質研究所 T.S.
②調査及び試験年月日:平成28年11月1日
③泉温:46.1(45.4)℃ (気温)16(32)℃
④湧出量:283(300)L/分(動力揚湯)
⑤知覚的試験:微黄色澄明強塩味無臭ガス発泡有
⑥pH値:7.2(7.2ガラス電極法)
⑦電気伝導率:4100mS/m
4.試験室における試験成績
①試験責任者:株式会社 東京水質研究所 T.T.(財団法人 中央温泉研究所 H.T. I.M.)
②分析終了年月日: 平成28年11月9日(平成16年8月3日)
③知覚的試験:赤褐色沈殿有り、強塩無味無臭(赤褐色沈殿有り、澄明強鹹味僅微鉱物油臭)
④密度:1.0147(1.0151)g/cm3
⑤pH値:7.1(7.18ガラス電極法)
⑥蒸発残留物:25500(26400)mg/kg(110℃)
5.試料1kg中の成分
Na=8669(8190) K=128.6(91.6) アンモニウム=-(16.7) Ca=483.0(491.9) Mg=317.0(338.0)
Al=0.3(-) 鉄2=5.9(8.3) Mn=0.7(0.8) Li=0.8(-) Sr=5.4(-) Ba=0.9(-) 陽計=9611(9137)
Cl=15470(14750) 炭酸水素=168.0(281.9) 炭酸=0.2(0.3) I=12.3(19.9) Br=3.5(51.2)
硫酸=-(2.9) 陰計=15660(15110)
メタけい酸=22.3(83.1) メタほう酸=93.0(83.3) 非解離計=115.3(166.4) 溶存物質計=25.38(24.41)g/kg
遊離CO2=17.8(26.4) 成分総計=25.40(24.44)g/kg
AS・Cr・pb・Cd=非検出 Hg=非検出(0.0006) 銅=0.008(非検出)
6.泉質:含よう素-ナトリウムー塩化物強塩温泉 高張性中性高温泉
(ナトリウムー塩化物強塩温泉 高張性中性高温泉)
平成28年11月9日(平成16年8月3日) 株式会社 東京水質研究所 代表取締役(財団法人 中央温泉研究所 所長)
利根川温泉掲示板 - 1659239315 - したらば掲示板 (shitaraba.net)
パンフは平成16年データ
温泉分析書(パンフ)
お風呂画像は「ぽかなび」
早稲田天然温泉 三郷 めぐみの湯(埼玉県三郷市) - ぽかなび.jp東京近郊版 - 日帰り温泉・スーパー銭湯・岩盤浴 (pokanavi.jp)
よしかさんのレポをご参照。
【混雑状況配信】早稲田天然温泉 めぐみの湯 - 越谷|ニフティ温泉 (nifty.com)
埼玉県最強の温泉が三郷市早稲田にあった!?源泉掛け流しの上に濃すぎる濁り湯「めぐみの湯」 - 泉よしか | Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム

館内案内板アップ。虹の湯は男湯、伝馬の湯、つぼ湯は女湯。男女交代はありません。
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パンフより。
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脱衣所は100円返却式。
真湯と水のかけ湯、洗い場、サウナ・水風呂の奥に一番左が適温の大浴槽、真ん中が寝湯のできる熱めの小浴槽、
一番右が冷泉を沸かした循環の冷泉浴槽。水風呂はかすかに硫黄臭があるような…。
露天風呂が温泉浴槽2槽。くらぶち相間川温泉やかつての白寿の湯、有馬温泉のような透明度15cm程の茶褐色の濁り湯。
千葉県西部によくある湯ですね。強烈な塩味で錆とモールアブラの香りがうっすらあります。
そして生源泉掛け流しで加水・加温・循環ろ過・消毒全てなし無加工の完全掛け流しです。
めぐみの湯のない15年以上昔は“東の百観音、西の白寿”と埼玉の温泉界で言われてましたが、
今は温泉通からも埼玉一である、埼玉最強との評が定着していますが、私も同感です。
21時と早い閉店ですが、20:40には内湯・露天共独占で湯口で手桶に湯を汲み、浴槽外で頭からかけ湯して〆ました。
強い塩分でノックダウンし非常によく温まり、気温11℃の寒さの中で気持ち良く、肌の感触も良いです。
東京から最も近い完全掛け流し、そしてそれでも穴場でガラガラ、高い、設備も今時ではない施設でありますが、
湯の一点にこだわれば十分その価値のある、素晴らしい温泉であることは間違いありません。
三郷市早稲田 天然温泉「めぐみの湯」 (meguminoyu.com)

Wifyのある近くのコンビニに移動して21:30にオンライン懇親会は終了、
18km40分のからやま越谷4号バイパス店で前日発売のフェア「鉄板にんにくからあげ定食」869-100円引券大盛+30円をいただき、 IMG00006
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R4春日部・菖蒲からR122・125・17で深夜に帰宅。